夢や目標に向かって進む若者へ…
私は18 歳から28 歳まで、歌手・タレントとして夢を追い続けてきました。
名古屋から東京へ通い、ライブハウスで歌いながら働く日々。
「まだ終われない」「私には、もっと先がある」
その想いだけを頼りに、19 歳で単身ロサンゼルスへ渡りました。
世界のレベルを知り、打ちのめされ、それでも音楽から離れられなかった。
帰国後は愛知を拠点に、月に何度もステージに立ち続けました。
けれど、夢の世界は綺麗なものばかりではありませんでした。
騙され、裏切られ、利用される。
「夢」を盾に、大人が若い才能を消費していく現実。
その中で私は何度も、自分の心が壊れそうになりました。
それでも、やめなかったのは——
同じように傷ついている子たちを、たくさん見てきたからです。
「そこにいても、夢には近づけない」
「それは仕事じゃない。搾取です」
そう言ってあげられる大人が、あまりにも少なかった。
夢を追っているとき、人は驚くほど視野が狭くなります。
私自身が、そうでした。
だからこそ私は、過去の自分を救うように、
Artist をSupport する組織を立ち上げました。
アイドル活動をしている子たちの多くが、心に傷を抱えています。
それは本人の弱さではなく、守られなかった結果です。
私は、タレントを商品ではなく「人」として育てたい。
感謝する心を忘れず、
明るく、前を向いて生きられる人間に。
私たちにはまだ、大きな実績はありません。
でも、所属する一人ひとりの人生に、本気で向き合う覚悟があります。
私たちは夢を奪う側ではなく、夢を守る側であり続けます。

Artist Support Planning 代表
伊藤 恵