Artist Support Planning お問い合わせ

保護者の皆様へ

「芸能活動をやりたい」と打ち明けられた時に驚かれたかもしれません。
そして「なにを馬鹿げたことを」という気持ちになった方もいらっしゃるかもしれません。

「やりたい」という意思表示を、皆様の大切なお嬢様が声に出したことを、まずは褒めてあげて欲しいです。初めて挑戦、しかも多くの人がやったことのない、限られた人にしか出来ない特別な仕事に挑戦したいというのは、本人にとっては一世一代の覚悟を持って「やってみたい」と口にしたのではないかと思います。そんなことを考え、やりたいという意思を表現できたことに褒めてあげて欲しいのです。

「芸能界」という言葉から連想するものは、華やかな世界というプラスの側面だけではないということを私たちはよく知っています。
反社会的勢力との繋がり、レッスン料や衣装代などの経済的負担、枕営業や過度な露出などの性的搾取、こうした負の側面を各種報道などでイメージされているのではないかと存じます。
私たち、アーティストサポートプランニングは、こうした負の側面を一切排除したクリーンな運営で芸能活動をしていこうという目的で作ったプロダクションです。

反社会的勢力、あるいは特定の宗教などの対策として、現時点においてクリアであることを確認できたところとのみお付き合いをさせていただいております。また、ローカル局のラジオ番組にレギュラー出演させていただけていることも、放送局の反社チェックをクリアできるプロダクションである事を示しているかと思います。

私たちは、レッスン料や衣装代などをキャストに負担させることもしていません。もちろん所属する際に「プロフィール作成費用」や「宣材写真の撮影費用」などもいただいておりません。私たちは決して大きなプロダクションではありませんが、これらは大手の芸能プロダクションでは当たり前のことです。しかし、多くの中小のプロダクションでは、これらの初期費用を応募者に負担いただいています。それ自体は仕方ないことではありますが、中には、この費用を収益源としている悪質なプロダクションも存在します。

夢や希望を抱いて挑戦しようとする応募者を食い物に私利私欲の為に集めるプロダクションは、笑顔を届ける仕事をする良いプロダクションの姿ではないと思っています。
私たちはCD作成やグッズ作成、遠征費用に至るまで、プロダクションが負担し、売り上げの中から回収していく形をとっています。

長く続けていただけないと赤字になるという点では、新卒採用に力を入れている一般企業と同じであるとお考え下さい。
採用試験を受けるのにお金を取る、新人研修でお金を取る、そんな会社がないように、私たちはキャストからお金を取るようなことはいたしません。

その結果、今、所属している成人メンバーは一人暮らしをしています。
贅沢はできないながらも、おなかを減らしたり、いつも同じ服ばかりを着ているような状態にはならないで暮らしていくことができています。お給料が入れば「スタバでちょっと贅沢しちゃおうか」とか「新しい服、買っちゃおうか」とか、新卒の社員と同じようなささやかな楽しみもあるようです。

彼女たちは「アルバイトする時間があったら、歌やダンスを磨いてほしい」という我々の思いを受け止め、アルバイトなし、芸能一本で頑張っています。あくまでも思いであるので、アルバイトを禁止している訳ではありません。アルバイトも立派な社会経験になります。
芸能の世界において、活動のみで生計を立てられるということ。そのうえで、より大きなステージや多くのファンの前に出ていけるように応援していくことこそが、アーティストをサポートするということだと考えています。

また、活動中には、ファンとの身体的接触は禁止としています。アイドルと言ったときにイメージしやすい「握手会」も、握手という身体的接触を伴うため、私たちは実施していません。ファンの方から握手を求められても「プロダクションの方針で、握手もできないんです」とお断りするよう指導・教育しています。さらに弊社にはプロデューサーなど男性スタッフもいますが、ファン同様に身体的接触を禁じております。

メンバーの成人後、YouTube活動の中で、水着や温泉の動画を解禁いたしましたが、これらの撮影についても本人たちが企画したものを伊藤立ち合いのもと、撮影を行いました。編集については、本人たち自身が行うため、使ってほしくないシーン、映り込みなどはチェックしながら編集してくれたため、どの動画も健康的で明るいものに仕上がっているかと思います。

みなさまの大切なお嬢さんをお預かりするにあたり、私たちは保護者の方とお話しさせていただけるよう、同伴でおいでいただくよう、お願いしております。
しかし、残念なことに「保護者同伴で」という話をすると、申込してくれたにもかかわらず、連絡が途切れてしまうケースが多々あります。その後、しばらくすると「保護者の話をしないでくれたから」と、他のプロダクションに所属されているケースも実際にありました。親御さんに内緒の状態で活動させる悪質なプロダクションも少なくありません。
私たちは、ご家族の了解を得ないで、未成年の子たちと一緒に活動していくつもりはありません。

「そんな活動をしながら、学校は大丈夫なのか?」という質問もよく聞かれますが、基本的には学校優先でスケジュールを組ませていただきます。

それぞれの目指す目標があり、それを実現するための応援をしていくこと。これが私たちのプロダクションの姿です。「ドームでライブやりたい」という夢を語るメンバーもいます。でも、ライブハウスで実績を積み、多くのファンを獲得し、そこにたどり着けるよう、私たちは真剣に実現方法を検討します。
すべての夢が叶うとは思っていません。しかし、その夢を目標に変え、着実に目標に近づいていく活動は、生涯の宝となると信じています。

保護者の皆様の不安なお気持ち、痛いほどわかります。だからこそ、ぜひ私たちスタッフとお嬢さんの将来について、お話ししてみませんか?